みなさん、3月の就労もありがとうございました。
4 月に入り、2023 年度のスタートです。
お子様がいらっしゃるパートさんも多いと思います。お子様のご入園、ご入学、ご進学等、おめでとうございます。どのような期待で、新年度を過ごしていこうと思っておりますでしょうか?
私は、今年度は、いろいろな意味でのシステム構築、仕組み構築の年度にしたいと思っております。
昨年、㈲宗和サービスという会社を、12 月から代表を引き継ぎさせて頂きました。
宗和の前社長は、昨年の 11 月 5 日に急に亡くられてしまいました。前社長は、経営関係、経理関係の仕事を行っておりました。亡くなり後、社員たちは、当たり前ですが、路頭に迷いました。荒波の航海を、船長なしで船を進めている状態と同じです。
この状況を見て、私は、このような思いを有限会社 Stay Dream Project では、決して、させてはいけないと思いました。
それから、組織改革、権限譲渡、現場は任せる体制などを改善しはじめたのです。
しかし、それでは、単なる仕事の移譲にすぎないので、それを今度は、システムと仕組みでカバーすることを考えています。こんなことを現実にさせる年度にしたいと思っております。
【Sony Spirit 再び!】
コロナ前(3 年前)は、あと 3 年で会社の借金も終わりだ~、少し人生をのんびりしたいな~と思っていました。
そんなとき、3 年前の台風 15 号とコロナによる経営的な影響を受けました。
この状況を打破するために、新たないろいろな事業を考えました。そして、まずは会社を存続させるために、銀行融資を引き出し、目先の経営を安定されることをしました。
もう少しで借金が終わるというところまできていたのに、3 倍の金額以上の借金をして、コロナ禍をしのぎました。
神様が、「篠塚、もう少し頑張れや~、まだのんびりするのは早いぞ~」と言っているのでしょう。20 年前の創業のときは、いつも「やってみてから考えろ!」という気持ちで、お店を頑張っていました。前職の SONY でこの精神を学びました。
「やってみてから考えろ」とにかく、まずはやってみよ~、そしてそこから考えて、改善していこう。やってみてからでないと、わからないよっ!という精神です。
借金が終わったら、人を育てて、社長をリタイヤもしようと考えていたので、経営的に守りの気持ち
だったのでしょう。
その守りの気持ちに、コロナが活を入れたのです。これからも、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思います。
【店舗レンタルを始めました 君鶏ワインバー】
木更津の畑沢に「すずき cellar」さんというワイン屋さんがあります。
そこのオーナーの鈴木さんに、君鶏が定休日のときに、お店をレンタルでお貸しすることに致しました。鈴木さんは、毎週月曜日を「やきとりとワインバー YAKITORI WINE BAR」というお店でオープンさせています。
定休日の有効活用ですね。鈴木さんには、日ごろからのワインの仕入れのほかに、私のソムリエ試験の対策のときにも、いろいろとアドバイスを頂いてる方です。
また、お互いのビジネスの発展のために、お互いが協力していこうと思える素晴らしい方なのです。君鶏ワインバーは、とても素敵でおしゃれな空間に早変わりします。
グラスワインも、リーズナブルな 500 円という価格帯からあります。
その上、鈴木ソムリエの解説付きです!是非是非、みなさん、一度、足を運んでみてくださいね~。
【システム経営のイメージ】
来期から本格的にシステム経営への検討を始めます。どのようなイメージかをシステム経営の一部を説明します。
シフト管理は、全てスマホで管理。
シフト管理のソフトを使用して、シフト管理を一元化しようと思っています。シフトの作成は、全てそのソフトで行います。作成したら、その内容が関係者に自動で配信されて、手元のスマホで、シフトが見れます。また、欠員など出た時は、LINE で「誰か入れますか~?」など、連絡しなければなりませんが、そういうことも不要で、シフトをリスケできます。
人件費の計算、売上対比なども、常に表示されており、目標人件費がオーバーの場合などは、リアルタイムで対策が取れるようになります。
経営数値管理は、現在、翌月の 20 日ごろに、前月の経営数値が出てきますが、それを翌月の 10 日に
は、数値が出てくるようにします。
また日次決算(Daily Closing)をできるように検討しています。各店で売上や人件費、仕入れ等を打ち込むと、当日の利益と当月の累計利益が瞬時にでるようなイメージです。
それがわかることにより、明日以降の対策が瞬時に取れることになります。
そんなようなこと考えて、システム屋と開発を考えております。これは、一部にすぎず、マニュアル管理、評価ポイント制度、スキルアップ管理なども、これから検討していきたいと思っています。
【今月の北川八郎先生のお言葉】
「今いる場所で」
嘆く前に そして嘆かずに
あなたが今いる場所で
できることを やり
できていることを 深めていけば
それは 人の役に立つことにつながっていく・・・と
わかる日がきます
それが あなたの喜びとなり 仕事となるでしょう
つまり 今 成せることをやっていれば
そこから脱出できる才能と チャンスがやってきます
~~篠塚感想~~
今の自分の現状を嘆いてばかりでなく、まずは目の前のことをやっていこう。
そして、それを深めていこう。
そうしていけば、必ず突破口は見えてくるものです。
まさしくコロナ禍がそうだと思います。
先が見えない不安の中、その状況を嘆くわけでなく、目の前のことをコツコツとこなし、いつか突破口がみつかる、脱出できるという気持ちで取り組むと、神は自然とヒントやチャンスを与えるものです。私も幾度となく、経験をしています。
みなさんも、そんな状況のとき、この言葉を思い出してみてはどうでしょうか?
2023 年 4 月 10 日
取締役 篠塚知美